麻薬取締官になるには、国家公務員試験II種試験(行政)又は同試験(電気・電子・情報)の1次試験を合格していること(ただし、II種試験最終合格を採用の条件とする)、または薬剤師、薬剤師国家試験合格者又は薬剤師国家試験合格見込みの者で、29歳以下であること(ただし、薬剤師国家試験合格見込みの者については、同試験の合格を採用の条件とする)、どちらかの条件を満たしていると、麻薬取締官になる受験資格を得ることができます。
麻薬取締官は主に、特別司法警察員として、薬物犯罪にかかる捜査や情報収集活動を行います。健全な社会の実現という責務を果たすために、昼夜を問わず捜査に従事します。
また医療上有用な麻薬や向精神薬の流通経路の監視のために、定期的に病院や薬局を訪問することもあります。こうして横流しや不正使用を防いでいるのです。病院や薬局は多くの薬品を保有しているので薬剤師の知識が大いに活かせる場です。
その他に、各種相談業務・啓発活動の一環として学校で講演を行ったりもします。麻薬取締官は常に官民一体を心がけています。
麻薬取締官というと警察官と同じく、なんだか休みなく働かなければならないように感じますが、公務員ですので基本土日はお休みすることが出来ます。一般企業だと休日出勤しても代休が取りづらく、結局有給休暇が溜まっていくということもありますが、公務員という職業柄、しっかりと代休も取れるようになるでしょう。
夏季休暇や子の養育休暇などの特別休暇もあります。特別休暇の中には「結婚休暇」などもあり、かなり休暇の種類は充実していると言えます。
もともと薬剤師は安定している職業なので、こうしたところでもその安定が保たれるのは嬉しいものです。
また各種手当てもしっかりしていて、中でも魅力的なのが寮です。勤務場所に応じて、公務員宿舎があり、入居が可能です。独身寮はもちろん、家族寮もあります。
寮に入居しなくても、アパート等の賃貸住居に住む場合は住居手当が支給されます。
福利厚生や待遇を見ると、本当に魅力的ですよね。
薬剤師の資格があれば、国家公務員になることも出来るのです。